不要になった印鑑や実印、認印の捨て方に迷っていませんか?素材により燃えるごみ・不燃ごみ・印鑑供養で処分できます。この記事では象牙印鑑・水牛印鑑の特殊処分や印鑑供養所の利用方法も解説します。
印鑑・ハンコは何ごみ?
- 柘植(つげ)印鑑(木製・標準):燃えるごみ or 印鑑供養
- 水牛印鑑(黒水牛・オランダ水牛):燃えるごみ or 印鑑供養 or 買取(高級品)
- 象牙印鑑:ワシントン条約規制対象、燃えるごみ or 専門店買取・印鑑供養(廃棄前に専門相談推奨)
- チタン印鑑(金属):不燃ごみ or 金属回収
- 琥珀印鑑・水晶印鑑:不燃ごみ or 印鑑供養 or 買取
- 樹脂印鑑(プラスチック・アクリル):プラごみ or 不燃ごみ
- ゴム印・スタンプ(朱肉付き):素材別、本体プラごみ・燃えるごみ
- シャチハタ・ネーム印(朱肉内蔵):プラごみ or 燃えるごみ
- 実印(市役所登録済み):処分前に印鑑登録の廃止手続き、その後燃えるごみ・印鑑供養
- 銀行印:処分前に銀行で改印手続き、その後燃えるごみ・印鑑供養
- 認印・三文判(プラ製):プラごみ or 燃えるごみ
- 会社印・法人印(角印・丸印):法務局・市役所での廃止手続き後、燃えるごみ・印鑑供養
- 印鑑ケース(革・布・木製):素材別
- 印鑑ケース(プラスチック・金属):プラごみ or 不燃ごみ
- 朱肉・印泥(残量):紙・布に染み込ませて燃えるごみ、容器は素材別
- 印鑑・墨壷の落款:本体素材で分別
- 印鑑判子(書道用・手作り):素材別
注意:実印・銀行印・法人印は本人確認・契約に重要なため、必ず登録廃止手続きをしてから処分してください。悪用リスクがあります。
※ この記事に記載されている料金・費用は2026年5月時点の目安です。実際の料金はメーカー・販売店・自治体によって異なり、変更される場合があります。最新の情報は各事業者・自治体の公式サイトでご確認ください。
必須:印鑑登録の廃止手続き
- 実印の廃止:市役所・区役所で「印鑑登録廃止届」を提出、本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカード)持参
- 銀行印の改印:銀行・信用金庫で「改印届」を提出、本人確認書類・通帳・古い印鑑持参
- 法人印の廃止:法務局で「印鑑廃止届」を提出、代表者の本人確認書類持参
- 認印の処分:登録不要、そのまま処分可
- 所要時間:市役所での実印廃止は30分程度、即日完了
- 料金:実印廃止は無料、改印・新規登録は無料 or 数百円(自治体による)
- マイナンバーカード対応:オンラインで実印廃止申請可能(自治体による)
- 悪用リスク:登録廃止せずに紛失・盗難されると、契約・押印に悪用される可能性あり
印鑑供養の方法(推奨)
- 印鑑供養所:地元の神社・寺院で「印鑑供養祭」(年1回・10月1日「印章の日」前後)に持参
- 有名な印鑑供養所:日比谷神社(東京)、下谷神社(東京)、亀戸天神社(東京)、湯島天神(東京)、伊勢神宮、京都祇園 八坂神社、印章協会・全日本印章業協会の供養祭
- 郵送供養:みんなのお焚き上げ、e-お焚き上げ、印章協会の郵送供養(5,000円〜1万円・サイズ・点数による)
- 印鑑業者経由の供養:印鑑販売店(はんこ屋21、ドキュメントスキャン店、印章店)で買い替え時の引取・供養(無料 or 1,000円)
- 気持ちの整理:白い紙で包む、塩を振る等の儀式は宗教的義務ではないが心の整理として実施する方が多い
- 10月1日「印章の日」:1873年に印章登録制度が始まった日、全国の印鑑供養祭が開催
- 身代わり供養:先祖代々の印鑑、亡き親の印鑑等は丁寧に供養する文化あり
方法①:通常のごみで処分
- 木製印鑑(柘植・本柘):燃えるごみ
- 水牛・象牙印鑑:燃えるごみ(環境配慮で破砕推奨)
- 金属印鑑(チタン・ステンレス):不燃ごみ
- 樹脂印鑑・シャチハタ:プラごみ or 燃えるごみ
- 大量処分:透明袋にまとめて中身が見えるように
- ハンマーで破砕推奨:印面を破砕してから処分すると悪用防止
方法②:買取・骨董市場
- 買取されやすい高級印鑑:象牙印鑑(ワシントン条約規制前のヴィンテージ・要登録証)、水晶印鑑、チタン印鑑、印章士の手彫り印鑑、有名印章作家作品、高級水牛(黒水牛・オランダ水牛・芯持ち)、琥珀印鑑、銀製・金製印鑑
- 買取相場:象牙印鑑(ヴィンテージ・登録証付き)は5,000円〜10万円、水晶印鑑は1,000円〜1万円、純チタン印鑑は500円〜3,000円、印章士手彫り作品は3,000円〜3万円、銀製印鑑は重量で買取(1g 30〜50円程度)
- 査定先:印章買取専門店、骨董買取(古美術いわの、永寿堂)、メルカリ、ヤフオク、印鑑業者直接売却
- 象牙印鑑の注意:ワシントン条約により1989年以前の象牙のみ取引可、特定国際種事業者登録番号が必要、取引には登録証が必要
よくある質問
Q. 印鑑の寿命はどのくらいですか?
木製は10年から30年、水牛・チタンは50年以上、象牙は100年以上使える物が多いです。印面の摩耗、欠け、ヒビ、ねじれが出たら交換時期。実印は重要なので新規購入時にしっかりした素材(水牛・チタン・象牙)を選ぶのが一般的。
Q. 印鑑登録の廃止手続きを忘れて捨ててしまった場合は?
すぐに市役所・銀行で印鑑紛失届・改印手続きをしてください。第三者が拾って悪用するリスクがあるため、警察に紛失届を出すことも検討。実印を悪用された場合の責任は本人になる可能性が高いため、必ず登録廃止を最優先で行ってください。
まとめ
印鑑・実印・認印は必ず登録廃止手続きをしてから燃えるごみ・不燃ごみで処分できます。象牙印鑑・水晶印鑑・印章士手彫り作品は買取で1,000円〜10万円の値段が付くことも。日比谷神社・下谷神社等の印鑑供養(10月1日「印章の日」前後)で丁寧に供養するのも日本の伝統文化です。実印・銀行印は登録廃止を忘れず、悪用リスクを防いでください。
※ この記事は一般的な情報提供を目的としています。お住まいの自治体によってごみの分別ルールや費用が異なりますので、処分前に必ず自治体のルールをご確認ください。

