使わなくなった絵の具や画材の捨て方に迷っていませんか?絵の具は容器分別+燃えるごみ、油絵具のテレピン油は危険物処理が必要です。この記事では水彩・油絵具・アクリル絵の具の素材別処分方法を解説します。
絵の具・画材は何ごみ?
- 水彩絵の具(チューブ・残量あり):内容物を出して容器分別、内容物は燃えるごみ
- 水彩絵の具(固形・パレット式):燃えるごみ(容器ごと)
- 透明水彩絵の具(高級):内容物を出して容器分別
- 不透明水彩絵の具(ガッシュ・ポスターカラー):内容物を出して容器分別
- 油絵具(チューブ・残量あり):紙・布に絞り出して燃えるごみ、容器は素材別
- テレピン油・ペトロール(油絵用溶剤):危険物処理、紙・布に染み込ませて燃えるごみ
- リンシード油・ポピー油(油絵用乾性油):紙・布に染み込ませて燃えるごみ
- アクリル絵の具(チューブ・残量):内容物を出して容器分別、内容物は燃えるごみ
- アクリルメディウム・ジェル媒材:内容物を出して燃えるごみ
- 日本画顔料(岩絵具・水干絵具):燃えるごみ(少量ずつ)
- 習字用墨汁・墨:「書道道具・習字セット」既存記事参照
- 金箔・銀箔・色紙:燃えるごみ or 骨董買取(高級品)
- 絵の具用筆(画筆・水彩筆):「ボールペン・シャーペン」既存記事も参照
- 絵の具用パレット(プラ・木製・陶器):素材別
- パレットナイフ・ペインティングナイフ:不燃ごみ(金属)
- 絵の具容器(プラ・チューブ):洗浄してプラごみ・燃えるごみ
- 絵の具容器(金属チューブ):洗浄して不燃ごみ・資源ごみ
- 取扱説明書・カタログ:資源ごみ(古紙)
注意:油絵具のテレピン油は引火性で危険物。火気・換気・子ども・ペットに注意してください。
※ この記事に記載されている料金・費用は2026年5月時点の目安です。実際の料金はメーカー・販売店・自治体によって異なり、変更される場合があります。最新の情報は各事業者・自治体の公式サイトでご確認ください。
テレピン油・溶剤の安全な処分
- 少量残(50ml以下):紙・新聞紙・キッチンペーパーに染み込ませて燃えるごみ(密封)
- 大量残(200ml超):販売店・画材店に引取相談
- 火気厳禁:屋外の風通しのよい場所で作業、ガス火・タバコ・電気器具の電源OFF
- 容器の洗浄:内容物を完全に出してから水ですすぎ → 資源ごみ・プラごみ
- すすぎ水の処分:紙に染み込ませて燃えるごみ(絶対に下水道に流さない)
- 絶対NG:液体のまま下水道・側溝・河川に流す(環境汚染、水質汚濁防止法違反)
- 絶対NG:地面に放置・廃棄(土壌汚染、地下水汚染)
- 誤飲事故対応:日本中毒情報センター(つくば 029-852-9999、大阪 072-727-2499)
処分前の準備
- 容器の素材確認:チューブ(金属+プラ)、ボトル(プラ・PET)、固形パレットで分別
- 使用期限の確認:未開封・期限内なら寄付・譲渡可能
- 大量処分:複数日に分けて少量ずつ
- 子ども・ペット対策:誤飲・誤食リスク、施錠保管
- 油絵具・テレピン油:火気厳禁、換気必須
方法①:通常のごみで処分
- 水彩・アクリル絵の具:内容物を出して燃えるごみ、容器は素材別
- 油絵具・テレピン油:紙・布に染み込ませて燃えるごみ(密封)、容器は素材別
- 固形パレット・色鉛筆:燃えるごみ
- 金属パレット・ナイフ:不燃ごみ
- 大量処分:複数日に分けて少量ずつ
方法②:販売店・画材店引取
- 画材専門店:世界堂、ゆめ画材、Tools Art Supply Storeで引取相談
- 美術専門学校・大学:教材として寄贈相談
- 地元画材店:地域画材店で引取(無料 or 数百円)
- 業務用油絵具・大量処分:産廃業者依頼(5,000円〜2万円)
方法③:寄付・譲渡(未使用品)
- NPO・教育支援団体:未開封絵の具は海外学校支援、難民支援、被災地支援
- 地域学校・保育園・幼稚園:未使用品の画材を教材として寄贈
- 子ども食堂・児童施設:絵画教室・ワークショップ用
- 美術館・博物館:教育プログラム用に
- 地域絵画サークル・美術団体:地域コミュニティで譲渡
- ジモティー・メルカリ:「絵画始める方」「美術受験」需要、即決まりやすい
- 条件:未開封・使用期限内・パッケージ完備
方法④:買取・コレクター市場
- 買取されやすい高級ブランド(油絵具):Old Holland(オランダ)、Rembrandt(レンブラント)、Winsor & Newton Artists’ Oil(ウィンザー&ニュートン)、Sennelier(フランス)、ホルベイン アーチストオイル、マツダ油絵具
- 買取相場(高級油絵具):Old Holland 40ml は1本500円〜3,000円、Rembrandt 40mlは1本300円〜1,500円、未開封セット全色は5,000円〜3万円
- 買取されやすい高級ブランド(水彩):Winsor & Newton Artists’ Water Colour、Schmincke HORADAM AQUARELL、Daniel Smith、ホルベイン アーチストウォーターカラー
- 買取相場(高級水彩):Winsor & Newton 14ml セットは3,000円〜1万円、Schmincke HORADAM 24色セットは5,000円〜2万円
- 買取条件:未開封・使用期限内・パッケージ完備
- 査定先:画材専門買取(世界堂買取、ゆめ画材買取)、メルカリ、PayPayフリマ、ヤフオク
よくある質問
Q. 絵の具の使用期限はどのくらいですか?
未開封の油絵具は5年から10年、水彩・アクリル絵の具は3年から5年が目安です。固化、分離、色の変化、カビが出たら処分。期限切れは発色不良・絵画作品の劣化原因。
Q. 油絵具を排水溝に流したらどうなりますか?
下水処理場で完全分解できず、河川・海に流れて生態系に影響。テレピン油は引火性で下水道での発火事故リスクも。少量でも絶対に流さず、必ず紙・布に染み込ませて燃えるごみで処分してください。違反すると水質汚濁防止法の罰則対象です。
まとめ
絵の具・画材は容器分別+燃えるごみで処分できますが、油絵具・テレピン油は紙・布に染み込ませて燃えるごみ、火気厳禁。絶対に下水道に流さないでください。Old Holland・Rembrandt・Winsor & Newtonなど高級画材未開封品は買取で500円〜3万円の値段が付くこともあります。学校・NPOへの寄付も社会貢献としておすすめです。
※ この記事は一般的な情報提供を目的としています。お住まいの自治体によってごみの分別ルールや費用が異なりますので、処分前に必ず自治体のルールをご確認ください。

