使わなくなった殺虫剤や防虫剤の捨て方に迷っていませんか?スプレー缶は中身を使い切ってからガス抜き、タンス用防虫剤は素材ごとに分別が必要です。発火・人体への危険があるため正しい処分方法を解説します。
殺虫剤・防虫剤は何ごみ?
- 殺虫スプレー(フマキラー・キンチョール等):エアゾール缶として処分(中身を使い切って穴あけ・ガス抜き)
- 蚊取り線香:燃えるごみ(使い切ったもの・未使用とも)
- 液体蚊取り(電気蚊取り器):本体は小型家電回収、液体は流水で薄めて廃棄
- 蚊取りマット(発煙式):燃えるごみ
- ハエ取りリボン・粘着シート:燃えるごみ
- ゴキブリ捕獲器(毒餌・粘着):燃えるごみ(密封して)
- ホウ酸ダンゴ・粉末殺虫剤:燃えるごみ(袋に入れて密封)
- タンス用防虫剤(ナフタリン・パラジクロロベンゼン):燃えるごみ(残量があれば未開封のまま)
- タンス用防虫剤(ピレスロイド系・無臭タイプ):燃えるごみ
- クローゼット用吊り下げ防虫剤:燃えるごみ
- 衣類用防虫スプレー(アース等):エアゾール缶として処分
- ダニ取りシート:燃えるごみ(密封して)
- ネズミ捕り(粘着式):燃えるごみ(捕獲済みは密封)
- ネズミ駆除毒餌:燃えるごみ(袋に入れて密封)
- 蜂駆除スプレー:エアゾール缶として処分
- シロアリ駆除剤・木材処理剤:販売店引取 or 産廃業者依頼
注意:殺虫成分は人体・ペット・環境に有害なため、必ず密封・分別を徹底してください。
※ この記事に記載されている料金・費用は2026年4月時点の目安です。実際の料金はメーカー・販売店・自治体によって異なり、変更される場合があります。最新の情報は各事業者・自治体の公式サイトでご確認ください。
エアゾール缶(殺虫スプレー)の処分手順
- ステップ1:屋外の風通しの良い場所で換気しながら作業
- ステップ2:中身を使い切る:紙・布に向けて噴射、新聞紙で吸収
- ステップ3:ガス抜きキャップ使用:最近のスプレー缶はガス抜き機構付き、説明書に従う
- ステップ4:穴あけ(自治体規定):自治体により穴あけ必要・不要、必ずルール確認
- ステップ5:火気厳禁:ガス抜き作業は屋外で、近くに火気のないこと
- ステップ6:処分:自治体指定でスプレー缶ごみ・有害ごみ・不燃ごみのいずれか
- 注意:ガス抜きせず処分は厳禁:ごみ収集車・処理場で爆発事故の原因
タンス用防虫剤の注意
- パラジクロロベンゼン:白い結晶で強い臭い、燃えるごみで処分可(袋に密封)
- ナフタリン:白い丸い玉、燃えるごみで処分可
- 樟脳(しょうのう・カンフル):植物由来、燃えるごみ
- ピレスロイド系(エンペントリン):エムペントリン配合の無臭防虫剤、燃えるごみ
- 異なる成分の混合は厳禁:ナフタリンとパラジクロロベンゼンを混ぜると発熱・液化のリスク
- 残量がある場合:未開封・残量ある防虫剤は使い切るか、子ども・ペットの届かない場所で密封廃棄
大量使用品・業務用の処分
- 業務用殺虫剤・農薬:販売店(農協・ホームセンター)に引取依頼
- シロアリ駆除剤:シロアリ業者経由で処分(一般廃棄物処理不可)
- くん煙剤(バルサン等):使用後の容器は燃えるごみ(パッケージ表示確認)
- 未開封くん煙剤:友人・家族に譲渡 or 燃えるごみで密封処分
- 毒物劇物指定の薬剤:薬局・販売店で引取、自治体での廃棄不可
- 大量処分:産業廃棄物処理業者に依頼(5,000円から3万円)
子ども・ペット対策
- 誤飲防止:処分待ちの殺虫剤は子ども・ペットの届かない場所に
- 誤飲時の対応:すぐに医療機関へ、容器を持参
- ペット用品との分別:ペット用駆虫剤・ノミダニ薬は獣医に処分依頼
- 誤食事例:ホウ酸ダンゴ、毒餌は犬猫が誤食する例多発、密封袋で厳重保管
- 容器の中身確認:処分前に必ず空であることを確認
よくある質問
Q. 古い殺虫スプレーで使い切れないものはどうしますか?
使用期限切れでも基本は使い切って処分が原則です。屋外の通気のよい場所で新聞紙等に向けて噴射して空にしてください。空にできない場合は自治体清掃局に相談、または有害ごみとして指定回収日に出します。
Q. 防虫剤の臭いがついた衣類はどうすれば?
風通しのよい場所で1日から3日干せば臭いは飛びます。それでも臭いが残る場合は、ぬるま湯(40℃)で軽く水洗い後、陰干し。クリーニング店でも防虫剤臭の除去対応可能(500円から1,500円)。
まとめ
殺虫スプレー・エアゾール缶は必ず中身を使い切ってガス抜きしてから処分。タンス用防虫剤は燃えるごみで処分できますが、ナフタリンとパラジクロロベンゼンの混合は危険なので注意してください。子ども・ペットの誤飲防止に密封廃棄を徹底し、業務用・大量処分は産廃業者依頼が安全です。
※ この記事は一般的な情報提供を目的としています。お住まいの自治体によってごみの分別ルールや費用が異なりますので、処分前に必ず自治体のルールをご確認ください。

