アルミサッシ・古い窓枠の捨て方と処分費用|取り外したアルミサッシ・木製窓枠の解体・処分方法まとめ

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家のリフォームで交換する古いアルミサッシ、実家の建て替えで撤去する木製窓枠、DIYで取り替えた窓の一式。住宅設備の中でも大型で重量があり、素材も金属・ガラス・樹脂の複合なので、処分方法に迷いがちなアイテムです。網戸(既存記事あり)とは別ルートになるので、本記事では窓のフレーム部分に絞って整理します。

アルミサッシ・窓枠の主なタイプ

住宅で使われている窓枠は、大きく次のように分かれます。素材と工法で処分ルートが変わります。

  • アルミサッシ(単板ガラス):昭和〜平成初期に多い。フレームはアルミ、ガラスは1枚
  • アルミサッシ(複層ガラス・ペアガラス):平成中期以降。断熱性を上げたモデル
  • 樹脂サッシ:塩化ビニル製フレーム。北海道・寒冷地に多い
  • アルミ樹脂複合サッシ:外側アルミ・内側樹脂の組み合わせ
  • 木製窓枠:古い日本家屋・レトロ木造住宅で使用
  • スチール製窓枠:工場・倉庫・古い店舗
  • 格子窓・面格子:防犯用の金属格子。窓枠と別売り
  • ステンドグラス窓:装飾用の高価な窓

処分ルート

アルミサッシ・窓枠は建築廃材扱いになるため、通常のごみ収集では受け入れられないケースが多いです。次のルートを検討してください。

  • 解体業者・工務店:リフォーム・建て替えと同時に一括処分
  • 金属回収業者:アルミ・スチールは素材買取
  • 産業廃棄物処理業者:建築廃材として受け入れ
  • 不用品回収業者:小規模ならこのルート
  • 自治体の産廃処理場に直接持込:一部自治体で個人持込可
  • 粗大ごみ:小型サッシ・窓枠のみ受入可の自治体あり
  • DIYリフォーム時の産廃業者委託:ホームセンターで紹介

粗大ごみで出せるか?

窓枠・サッシは家屋の一部だったものなので、原則として粗大ごみ扱いされない自治体が多いです。ただし次の条件を満たせば粗大ごみで受け入れる自治体もあります。

  • 個人が取り外した小規模なもの:DIYで交換したケース
  • サイズ制限内:長辺1.8m以下など自治体の規定
  • ガラスは事前に外す:ガラスは別の危険物区分
  • 解体済み:バラバラにしてから
  • 事業ごみでない:業者が出したものは受入不可

自治体によって対応が大きく異なるため、必ず事前に「窓枠・アルミサッシを個人で取り外した場合の処分方法」として問い合わせてください。「建築廃材は個人でも扱えない」という自治体もあります。

金属回収業者への持ち込み

アルミサッシは名前の通りアルミ製で、金属素材としての価値があります。金属回収業者に持ち込むと少額の買取になることがあります。

  • アルミの買取単価:kgあたり100〜200円程度(相場変動あり)
  • スチール窓枠:kgあたり20〜50円程度
  • 複層ガラス(ペアガラス)は要分離:金属回収ではガラスは受け入れられない
  • 塗装・パッキンは付いたままでOK:業者側で処理される
  • 持ち込み時に重量計測:買取価格が確定
  • 大量の場合は出張引取:業者によって対応

アルミサッシは1枚あたり5〜15kgあり、複数枚まとめて持ち込めば数千円〜1万円台の買取になることがあります。処分費を払う代わりに収入になるルートです。

取り外しの手順

DIYで窓を取り外す場合の基本手順は次のとおりです。安全面のリスクが大きいので、大掛かりな工事は業者依頼が原則です。

  1. 窓のガラスを外す:内側からパッキンごと
  2. 網戸を外す:スライドさせて取り外し
  3. サッシの障子(可動部)を外す:レール上で持ち上げる
  4. 枠の固定ネジを外す:外壁側・内壁側
  5. コーキング(防水シール)を切る:カッターで
  6. 枠全体を引き抜く:外壁側から
  7. 外壁の穴の処理:断熱材・仕上げ材で塞ぐ

取り外し作業は建築知識と工具が必要です。DIYで対応するのは1〜2階の小型窓が限界で、大型窓・2階以上の窓は業者依頼が安全です。

窓ガラスの分離処分

アルミサッシから窓ガラスを分離して処分する場合、ガラスは危険物として別扱いになります。

  • 単板ガラス:不燃ごみ・危険物区分・粗大ごみ(自治体判断)
  • 複層ガラス(ペアガラス):スペーサー付きで分離困難。産廃扱い
  • 強化ガラス:割れると細かい破片。厚手のダンボールで包む
  • 網入りガラス:金属線入り。金属回収では受け入れ不可
  • ステンドガラス:装飾用の高価品。骨董市場もあり
  • すりガラス(型板ガラス):通常の板ガラスと同じ扱い

大型のガラス板は素人での分離が危険です。取り外し前に厚手のダンボール・毛布で保護してから作業してください。割れた場合、破片を素手で扱わないよう厚手の手袋を必ず着用します。

解体業者・工務店への依頼

本格的な窓交換・リフォームは、以下のような業者ルートが実用的です。

  • リフォーム会社:新規サッシ設置+古い窓の処分を一括
  • ハウスメーカー:メーカー系列のリフォーム部門
  • 地元の工務店:地域密着型で相見積もり
  • サッシ専門店:LIXIL・YKK AP・三協アルミ等の販売店
  • ホームセンターのリフォーム相談:カインズ・コーナン等
  • 解体専門業者:家全体の解体時

窓1枚の交換で3〜10万円が目安(工事費+新品費用+古窓処分費)。相見積もりを取ることで10〜30%コストが変わることがあります。

処分費用の目安

  • アルミサッシ1枚(腰高窓サイズ):処分費500〜2,000円
  • アルミサッシ1枚(掃き出し窓サイズ):処分費1,500〜5,000円
  • 家全体の窓一式(戸建て10〜20枚):処分費3〜10万円
  • 金属回収持込み:買取(数千円のプラス)
  • 不用品回収業者:単品5,000円〜、まとめ数万円
  • ガラス処分費:別途1枚500〜3,000円

売却・再利用の選択肢(限定的)

窓枠・アルミサッシは中古市場が限定的です。次のような特殊ケースでは需要があります。

  • 古材専門店:木製窓枠は古材として買取
  • アンティーク建具店:明治〜昭和の窓は装飾用に需要
  • ステンドグラス窓:単独で美術品として
  • ジモティー:DIY・園芸温室製作用に稀に需要
  • 造園業者:温室・小屋の材料として
  • 金属回収:素材買取

一般的なアルミサッシは中古品として売却する需要はほとんどなく、金属回収か処分の二択が現実的です。木製窓枠は「古材」として一定の需要があり、DIYブームで再利用したい人が探しています。

面格子・格子窓の扱い

防犯用の面格子・格子窓は、窓枠とは別部品として扱います。

  • アルミ製面格子:金属回収・不燃ごみ
  • スチール製面格子:金属回収・不燃ごみ
  • 取り外しは屋外から:ボルト・ビスで固定
  • 粗大ごみで受入可の自治体:分解できないサイズの場合
  • 格子窓(伝統的な木製):燃えるごみ・粗大ごみ

類似ジャンルとの違い

  • アルミサッシ・窓枠:本記事で解説
  • 網戸:既存記事「網戸」を参照
  • 雨戸・シャッター:既存記事「電動シャッター・電動雨戸」を参照
  • ブラインド・すだれ:既存記事「すだれ・ブラインド」を参照
  • カーテン・レースカーテン:既存記事「レースカーテン」を参照
  • 玄関ドア:住宅設備扱い。専門業者依頼

よくある質問

Q. 家の2階の腰高窓をDIYで交換します。取り外した古いアルミサッシ、粗大ごみで出せますか?
自治体によって対応が違いますが、多くの自治体では「個人がDIYで取り外した小型サッシ」は粗大ごみで受入されます。事前に自治体の粗大ごみ受付センターに「幅○cm・高さ○cmのアルミサッシ(ガラスは分離済み)」と伝えて確認してください。ガラス部分は事前に外す必要があり、複層ガラスは分離不可なので産廃扱いになります。手軽なのは金属回収業者への持ち込みで、アルミくずとして少額買取される可能性もあります。

Q. 実家の建て替えで、家中のアルミサッシと窓ガラスをまとめて処分します。どの業者に頼むべき?
家全体の建て替えの場合、解体業者に一括委託するのが最も実用的です。家の解体自体で発生する建築廃材と一緒に処分してくれます。相場は家1軒あたりの解体費用(100〜300万円)に含まれます。既存家屋を残してリフォームだけする場合は、リフォーム会社経由か、地元の解体業者に窓交換分の処分だけを見積もり依頼してください。金属回収業者に別途持ち込めば、アルミ分の買取で1〜3万円になるケースもあります。

処分のポイント

アルミサッシ・窓枠は建築廃材扱いになるため、通常の家庭ごみ・粗大ごみでは受け入れられないケースが多いジャンルです。個人がDIYで取り外した小型のものは粗大ごみで対応してもらえる自治体もありますが、事前確認が必須。金属回収業者に持ち込めばアルミくずとして買取される可能性があります。家全体のリフォーム・建て替えでは解体業者・リフォーム会社に一括委託するのが実用的です。窓ガラスは危険物として別ルートで処分し、大型ガラスは素人での取り外しは危険なので業者依頼が安全。網戸・雨戸・カーテンは別記事で扱っていますので、窓まわりを一式片付ける際にはあわせてご確認ください。

※ 分別区分・粗大ごみ受入可否は自治体によって大きく異なります。建築廃材扱いになるケースが多いため、事前確認が必須です。

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