在宅勤務やデスク環境を整える過程で買ったものの、配線レイアウトを変えたタイミングで余ってしまうのがケーブルオーガナイザーやケーブルトレイです。デスク裏に取り付ける金属トレイ、面ファスナーで束ねるバンド、コードを通すスリーブなど、製品の種類が多くて分別に迷いがちなジャンルでもあります。ここでは「素材ごとの捨て方」と「リユースの可能性」を中心に整理します。
素材ごとの分別パターン
- 金属製のケーブルトレイ(デスク裏取付用):本体は不燃ごみ。長辺30cmを超えるものは粗大ごみになる自治体が多い
- プラスチック製ケーブルボックス(コンセントタップごと収納するタイプ):プラごみ。大きいサイズは粗大ごみ
- ケーブルスリーブ(らせん状・布カバー):素材次第で燃えるごみまたはプラごみ
- 面ファスナー(マジックテープ)式の結束バンド:燃えるごみ
- シリコン製・樹脂製のケーブルホルダー(小型):プラごみまたは燃えるごみ
- 金属の結束クリップ・コードクランプ:不燃ごみ
- 磁石付きケーブルホルダー:強磁石は外して別途処分。本体は素材ごとに分別
- 樹脂製の配線モール・配線カバー(壁に這わせるタイプ):プラごみ。両面テープが付いている場合は剥がす
ケーブル本体の処分は別記事「充電ケーブル・USBケーブル・LANケーブル」、電源タップは「電源タップ・延長コード」を参照してください。
処分する前に確認したいこと
- 両面テープが残っていないか:粘着剤は素材によって自治体が別区分にしていることがある。剥がして燃えるごみで出すのが無難
- マグネットの有無:強力なネオジム磁石が入っているものは、ほかの金属ごみとくっついて収集車に支障が出ることがあるため取り外す
- サイズ感:30cm超かどうかで粗大ごみ/不燃ごみの境目になりやすい。デスク裏の大型トレイは粗大ごみ扱いになるケースが多い
- 付属品をそろえて出すか:取付ネジ・スペーサー・専用ベルトなど、本体と一緒に出すと収集側で分別しやすい
捨てる前に再活用を検討
ケーブル整理グッズは「使い回しが効く」ジャンルです。デスクを変えたから余っただけ、というケースがほとんどで、状態としてはきれいなものが多くなります。次のような使い道があります。
- テレビ裏・AV機器周りの配線整理:HDMI・電源コードが密集する場所に転用しやすい
- キッチン家電のコード収納:電子レンジや電気ケトルの電源コードを束ねるのに使える
- 車内の配線整理:スマホ充電ケーブル・ドラレコ配線の整理に流用可能
- 収納家具内のコード収納:本棚・引き出しの中で延長コードを通すスリーブとして利用
- フリマアプリでの譲渡:未使用品やほぼ未使用品はジモティー・メルカリで需要がある
素材別の出し方の目安
- 小さいケーブルクリップ・バンドを大量に処分するとき:透明の袋にまとめて中身が見えるようにすると、自治体側で素材判別しやすい
- 大型のメッシュトレイ(デスク裏に固定するタイプ):取付金具を外して粗大ごみ。サイズが収まれば不燃ごみで出せる場合もある
- 布製ケーブルスリーブ:綿混素材なら古布回収、化繊なら燃えるごみ
- 結束バンド(プラ・タイラップ):プラごみ。長さがあっても束ねれば問題ない
よくある質問
Q. 配線カバー(壁に貼るモール)を剥がしたら粘着剤が残ってしまいました。本体はどう捨てればいい?
本体(プラ部分)は通常通りプラごみで問題ありません。壁側に残った粘着剤は別の話で、シール剥がし剤や中性洗剤でゆっくり落としてから残った汚れを拭き取ってください。本体の処分にあたって粘着剤を完全に取り切る必要はないのが一般的です。
Q. ケーブルボックス(コンセントを丸ごと収納する箱型のもの)が大きすぎて、不燃ごみか粗大ごみか判断がつかない
長辺30cmを境目にしている自治体が多い印象です。判断に迷ったら自治体の粗大ごみ受付窓口に「ケーブルボックス」「樹脂製コンセント収納」と伝えて確認するのが確実です。サイズによって料金が発生するかも変わります。
処分のポイント
ケーブルオーガナイザー類は「金属・樹脂・布・面ファスナー」の組み合わせ製品が多く、シンプルに分別だけ意識すれば自治体ごみで処理できます。大型のメッシュトレイや配線ボックスは粗大ごみ扱いになりやすいので、サイズの確認が判断の分かれ目になります。状態のよいものは家のほかの場所や車内でそのまま使い回せるので、捨てる前に一度「ほかに整理したい配線がないか」を見直すと、無理に処分する必要すらないことも多いジャンルです。
※ 分別区分は自治体ごとに違いがあります。とくに「製品プラスチック」の扱いは差が大きいので、お住まいの自治体のルールをご確認ください。

