会社のデスクで使っていた書類仕分けトレー、在宅勤務用に買ったA4レターケース、家庭の郵便物用に置いていた多段トレー。書類のデジタル化が進むにつれて出番が減り、引き出しの上の場所だけ取っている存在になりがちな品目です。サイズと素材で出し方が変わるので、整理する前に分別の目安を確認しておきます。
主な種類と素材
- スタッキング式書類トレー(重ねるタイプ・1〜3段):プラスチック製がほとんど。スチール製の業務用もある
- 引き出し型レターケース(5〜10段):本体プラ・引き出しプラの一体構造。デスクトップサイズの透明・半透明タイプ
- 木製レターケース・オフィス用書類整理棚:底板・側面・引き出し前面がMDF・無垢材
- ワイヤートレー・メッシュ書類入れ:スチール製の薄型。塗装されていることが多い
- 卓上ファイルスタンド(縦置きタイプ):プラ製・スチール製・木製がある
- レザー風・合皮の書類トレー:表面合皮、内側段ボール芯のことが多い
素材別の捨て方
- プラスチック製(小型・卓上サイズ):プラごみまたは燃えるごみ。製品プラの区分がある自治体ではそちらへ
- スチール製(ワイヤートレー・小型):不燃ごみ。塗装は剥がさずそのままで問題ない
- 業務用スチール書類整理棚(多段・大型):粗大ごみ。30cmを超えるサイズは申し込み制になることが多い
- 木製レターケース:燃えるごみ(30cm以下に解体)または粗大ごみ。前面の取手は金属のことがあるので外して分別
- 合皮張りの書類トレー:燃えるごみ。芯材が段ボールでも一体のまま出してOKな自治体が多い
- 引き出し型レターケースの引き出し部分:本体と一緒に出せるなら分ける必要なし。本体ごと不燃ごみまたは粗大ごみ
関連記事として、書類本体の処分は「書類・名刺」、ファイルやバインダー類は「クリアファイル・書類ファイル」、大型のキャビネットは「キャビネット・ファイルキャビネット」を参照してください。
サイズで決まる「指定ごみ/粗大ごみ」の境目
多くの自治体は「最長辺30cm」を粗大ごみの境目にしています。卓上書類トレーは微妙なサイズ感で、A4対応かどうかで境を超えがちです。
- A4トレー(おおむね幅35cm・奥行25cm):横が30cmを超えるため粗大ごみになる自治体が多い。ただし「素材プラ」「軽量」を理由に不燃ごみで受け付けるところもある
- B5・A5サイズの小型レターケース:30cm以下に収まりやすく、不燃ごみまたはプラごみで処理可能
- 多段のレターケース(高さがある):縦の長辺で粗大ごみ扱いになる
- 木製レターケース:のこぎりで縦分割すれば燃えるごみで出せるサイズになる
判断に迷う場合は、製品の長辺だけメジャーで測って自治体の分別アプリに入力するのが早道です。
個人情報が付着していないかチェック
書類トレー本体に個人情報が直接書かれていることは少ないですが、レターケースの引き出しラベルに名前・部署名・住所などを書いた紙が貼られていることがあります。捨てる前に次の点を確認してください。
- ラベルシール・タックシールの剥がし:氏名・連絡先が読み取れる状態のまま出さない
- 引き出しの中に書類が残っていないか:底面に紙が貼り付いていることがある
- 名刺ホルダー兼用タイプの場合:仕切りに名刺が残っていないか
- 透明トレーの底面メモ:手書きで顧客名などを書いている場合は油性ペン跡をアルコールで拭き取る
捨てる前に検討したい再活用
書類用としては不要でも、別の用途に転用しやすい形状です。劣化が少ないものは家の中で使い回すと無理に処分する必要がありません。
- 引き出し型レターケース:文房具・薬・アクセサリー・電池・小物パーツの仕分けに最適
- スタッキング式トレー:玄関の鍵置き、郵便物の一時置き、子どもの学校プリント仕分け
- ワイヤーメッシュトレー:キッチンでオーブントレー・調理小物の整理
- 木製レターケース:手芸・裁縫道具入れ、ハンドメイドの作業棚として
- 譲渡先:在宅勤務を始める知人、子どもの学習スペース整理、地域の自治会・町内会の事務用
よくある質問
Q. 業務用の引き出し型レターケース(10段以上、メーカー製の本格的なもの)はどう処分する?
本格的な業務用キャビネットの扱いになり、粗大ごみで申し込むか、オフィス家具買取・リサイクル業者に査定を依頼するルートに分かれます。オフィス家具買取(オフィスバスターズ・リサイクルオフィスなど)は、状態がよければ無料引取+買取になる場合があります。本体に大きなキズや塗装剥がれがなければ一度問い合わせてみる価値があります。
Q. 引き出しのプラスチック部品だけ割れてしまい、本体は使える。修理パーツは入手できる?
大手メーカー(コクヨ・ライオン事務器・ナカバヤシなど)のレターケースは型番で部品取り寄せができることがあります。型番が分かれば購入元かメーカーお客様窓口に問い合わせを。型番不明の汎用品は、同じシリーズの別商品を1個買って引き出しだけ流用する手もあります。
処分のポイント
卓上書類トレー・レターケースは、サイズが30cmを境にして粗大ごみと不燃ごみが分かれる微妙な品目です。A4対応は粗大ごみ扱い、B5以下なら不燃ごみで出せるケースが多いと覚えておくと判断が早くなります。素材は単一プラまたは単一金属のことがほとんどなので、分解せずにそのまま指定区分に出して問題ありません。本体がきれいなまま余っているなら、家の中で文房具・薬・小物の仕分けに使い回すと、捨てずに済むケースが意外と多いジャンルです。
※ 30cmを境とした粗大ごみ/指定ごみの判断は自治体ごとに異なります。出す前にお住まいの自治体ルールをご確認ください。

